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当院のインプラント治療Service

インプラントとは

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歯の代わりとなって機能する「第二の永久歯」です

歯は歯ぐきに隠れている部分が根っこのようになっており、周囲の骨に支えられてぐらつくことなくしっかりと物が噛めるようになっています。
しかしこの根っこがむし歯や歯周病などなんらかの原因で弱ってしまったり、怪我などで歯を失ってしまうと、元に戻ることはありません。

インプラントとは、歯ぐきの中に人工歯根を埋め込み、人工の歯を取り付けることで、歯の機能や見た目を補う治療です。
骨と結合する性質があり、人工関節や人工骨、固定用ボルトなど整形外科領域でも活躍する金属「チタン」を使用し、歯の根っこが合った場所に埋め込みます。
メインテナンス次第では十数年以上お使いいただけるため、「第二の永久歯」とも呼ばれています。

患者さまの歯に近付けた見た目の人工歯を装着するため、お口を開けても違和感がありません。
食事や会話への影響も少なく、自然な噛み心地を再現できます。

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インプラント以外にむし歯や歯周病治療も行っています

当院は一般診療から審美・矯正治療まで幅広く手掛ける総合歯科医院です。
インプラントの手術を受ける際にはむし歯や歯周病の治療を行い、清潔なお口でインプラント手術に望むことでより良好な結果を得ることができます。
インプラント治療をご希望される歯だけでなく、様々な角度からお口の状態を分析・評価し、患者さまにとってよりよい治療をご提供できるよう努めています。

痛みや腫れ、歯の色味や形が気になるなど、お困りごとはなんでもご相談ください。

インプラント治療の
4つの取り組み

安心して治療をお受けいただくためにさまざまな取り組みを行っています

当院では患者さまとの対話を大事にしております。

インプラント治療は「歯が出来上がったら終わり」ではなく、メインテナンスや修理など十数年単位でお付き合いが続く治療です。
当院では4つの取り組みを柱として、患者さまにより良い治療をお届けできるよう尽力しています。

※保険適用外の自費診療となります。


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1.安心してなんでも話せる・とことん相談できる体制を整えています

インプラントは外科手術を伴う専門性の高い治療です。
お口の中の構造や治療の進め方を充分理解いただいたうえで、患者さまのお口に合った治療法のご案内に努めています。

そのため当院では、インプラント治療をお考えの患者さま向けに無料相談を行っています。
主に以下の内容で説明とご案内を行っています。

  • 現在のお口の状況
  • インプラント治療のメリット・デメリット
  • 患者さまに合った治療のご案内
  • 入れ歯やブリッジなど、他の治療との比較

また、薬剤師による服薬指導・服薬相談を承っています。
健康の入り口であるお口の治療だからこそ、服薬状況や全身の状態を鑑みて、よりよい治療をご提案できるよう努めています。
インプラント治療について知りたい方は、まずはお気軽に当院までお越しください。

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2.脱落や破損した場合に治療費の一部を保証する制度を導入しています

インプラントはむし歯になることはありませんが、歯垢が蓄積することで「インプラント周囲炎」を引き起こすリスクがあります。
また通常通り使用していても、偶発事故により人工歯が外れることもあります。
当院では一定の条件下において脱落や破損などが起こった場合、再治療のための費用を最大10年間保証する制度を導入しています。

インプラントを埋入したあとは定期的なメインテナンスを推奨しており、当院が指定する定期検診やクリーニングをお受けいただいている方が対象となります。
定期的なメインテナンスをお受けいただくことで、インプラントを長く大切に使うことができます。
万が一のトラブルにも対応しておりますので、どうぞ安心してご来院ください。

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3.痛みや負担の少ない手術を心がけています

歯ぐきの中には神経や血管など、生命維持活動に大切な組織が縦横無尽に張り巡らされています。
それらを傷付けてしまうと、患者さまの生活において悪影響を及ぼすこともあるため、入念な事前検査のもとに設計された「サージカルガイド」を使用して埋入手術を行っています。
インプラントを埋め込む部分のみ歯ぐきを切り取り傷口を小さく抑え、ガイド通りの角度・深さで人工歯根を埋入することで、周辺組織を傷付けないよう配慮しています。

また、埋入時には表面麻酔を充分に行き渡らせたうえで麻酔液を注入するため、針の痛みはほとんどありません。
できるだけ痛みや腫れを抑え、患者さまの負担を軽減できるよう努めています。

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4.手術専用のユニットを設置し、
設備を駆使して精密な治療に努めています

インプラント手術は専用のユニットで行っています。
一般の診療エリアとは離れたスペースにユニットを設置し、丁寧に清掃してクリアな環境で手術に臨めるよう努めています。
また通常の診療では原則消毒・滅菌処理を施した器具を使用していますが、インプラント治療に使用する器具はできるだけ使い捨てのものを使用しています。

ウイルスや細菌のない衛生環境で手術を行い、感染症や不具合を起こさないよう治療を進めることが、インプラント治療の成功率を高める要因のひとつとなります。
衛生・滅菌などの管理体制についてご不明点がありましたらいつでもお尋ねください。

治療から
メインテナンスまで
幅広くサポートします

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インプラント治療前に骨を作る「骨造成」を行っています

インプラントを顎の骨に埋め込む際、お口の状態によっては充分な厚みや高さがなく、インプラント治療が行えない場合があります。
当院では人工骨素材を使用して骨を増やす治療に対応しており、長年入れ歯を使い続けて顎が痩せてしまった、歯周病で顎の骨が減ってしまったという患者さまもインプラント治療が可能です。

また、総入れ歯と同じようにお使いいただけるインプラントや、アフターメインテナンスのご案内も行っています。
インプラント治療から予防ケアまで、当院にお任せください。

骨補填材を足して膜で覆うことで、骨が再生する空間を作ります

顎の骨が少なくなった部分では、骨を作る細胞よりも骨にならない細胞が増えやすいため、骨素材などを使用して骨を作る細胞を活発化させることが大切です。
骨の足りない部分に人工骨素材を補填したあと、メンブレンという膜で覆い、歯ぐきではなく骨が増えるように経過観察を行います。

全身疾患のある方、喫煙習慣のある方は骨造成術を行った際のリスクが高いため、慎重に検討し進めています。
カウンセリングでお話を伺っておりますので、お困りごとはお気軽にご相談ください。

[GBR]足りない箇所の骨を再生させる治療です

骨が欠損した箇所に患者さまの別の部位の骨や人工骨素材を置き、人工の膜を被せることで、骨の再生を促す手術です。

メリット
  • 骨が不足していてもインプラント手術が可能になる
  • インプラントの手術と同時に施術できる場合がある
デメリット
  • インプラント埋入以外の追加費用がかかる


上顎にある膜を突き破らないよう細心の注意を払いながら追加手術を行っています

上顎には鼻に繋がる空洞があり、シュナイダー膜という壁を一枚隔てて顎の骨があります。
上顎の骨が薄い状態でインプラントを埋入すると、シュナイダー膜を突き破ってしまい、感染症を起こしてしまう場合があります。

そのため、シュナイダー膜を破らないよう持ち上げ、できた空洞に骨補填材を入れる術式にも対応しています。
治療期間は長くなってしまいますが、患者さまが安心して食事や会話を楽しめるよう努めております。
お困りごとはお気軽にご相談ください。

[ソケットリフト]骨が足りない箇所に歯の生えていた部分から骨補填材を入れる治療です

上顎の歯の生えていた部分から上顎洞粘膜を持ち上げ、骨造成の施術を行います。骨の厚みが8mm以上ある場合に適用となります。

メリット
  • 外科手術の範囲が狭いので負担が少ない
デメリット
  • 適用できる症例に限りがある


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片顎すべての歯をインプラントに変更できる
「オールオン4」治療に対応しています

総入れ歯をお使いの患者さまは「インプラントをすると費用が高額になりそう」「1本1本埋めると途方も無い時間がかかる」と、インプラントを諦めている方もいるのではないでしょうか。
当院では最小4本の人工歯根で片顎14本の歯を再現できる「オールオン4」を行っています。

総入れ歯と異なり入れ歯の床や裏装などが必要ないため、ずれて痛む、ものがしっかり噛めない、飲み物の熱さ冷たさを感じにくいということもありません。
総入れ歯の患者さまもお気軽にご相談ください。

患者さまのお口の状況に合わせた計画を立案し進めています

オールオン4は患者さまの歯ぐきに合わせて作るため、お口にぴったりとフィットし、外れにくく清掃しやすいという特徴があります。
また、治療当日に仮歯の装着ができるため、夜には仮歯で食事をお取りいただくことが可能です。
歯があとわずかに残っているという場合もご相談ください。

[オールオン4]総入れ歯に代わるインプラント法です

4本の人工歯根を埋入し、すべての歯列を再現した人工歯を装着するインプラントです。

メリット
  • 歯ぐきにしっかりと固定されるため、入れ歯よりも安定性が増す
  • 歯と歯ぐきを忠実に再現できるため見た目が良い
デメリット
  • 装着後は取り外すことができない
  • 歯が残っている場合は抜歯の必要がある

※保険適用外の自費診療となります。


オールオン4の流れ

  1. カウンセリング・検査

    インプラント治療をお考えの患者さまにカウンセリングを行い、ご要望やご不安な点などを詳しく伺います。
    患者さまとドクターの双方が納得したうえでインプラント治療を開始しますのでご安心ください。
    その後CT撮影や歯型採取などを行い、インプラント埋入のシミュレーションを行い、その結果をもとにサージカルガイドを作製します。

  2. インプラント埋入手術

    手術前にはクリーニングのほか、むし歯や歯周病治療を行い、清潔な口腔内で手術に進んでいただきます。
    あらかじめ作製したサージカルガイドをもとに手術を行うことで、切開範囲を最小限に抑えることができます。

  3. 人工歯の取り付け

    3か月から半年ほど経過するとインプラントの土台と骨がしっかりと結合します。
    土台の状態を確認したあと、人工歯を取り付けて噛み合わせの調整を行います。

  4. 治療後のメインテナンス

    咬み合わせなどに問題がなければ本作製に入ります。
    他の歯と同様に定期的なメインテナンスを行うことで、インプラントを長くお使いいただけます。


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インプラントを長持ちさせるためにはメインテナンスが大切です

インプラントは埋入時の技術も大切ですが、その後もメインテナンスを継続することでより長く使い続けることが可能です。
メインテナンスを怠ると埋入部分周辺の組織が腫れ、「インプラント周囲炎」や「歯周病」を引き起こすと、せっかく埋入したインプラントを撤去しなければならないこともあります。

インプラントはむし歯になりませんが、歯周病菌が住み着くとお口の環境を悪くしてしまいます。
健康な歯のむし歯予防のため、インプラントのトラブル回避のため、ぜひ定期的なメインテナンスにお越しください。

担当の衛生士による検診やクリーニングを行っています

当院では担当の衛生士によるアフターメインテナンスを行っており、口腔内の検診、歯周ポケットの検査、インプラント埋入部の確認まで同じ衛生士が担当しています。
衛生士が行う業務をひとりの衛生士が一貫して担当することで、磨き残しが多い箇所や前回メインテナンス時からの変化などを細かくクリーニングなどに反映することができます。

患者さまにとっても、同じ衛生士が応対することで安心してなんでも話せると好評を頂いております。
大切なインプラントだからこそ長くお使いいただけるよう努めておりますので、お困りごとはなんでもご相談ください。